SciLand (Science Landscape) Viewerは,
GRIPS SciREXセンター (および NISTEP) において(共同)開発を行っているシステムで,
リサーチ・インパクトの分野横断分布をリサーチ・フロント(トップ1%論文クラスター)単位で様々な用途に応じて可視化するものです.

利用者の皆様とのコミュニケーションを通じ,システムは適時改良を行っております.
大学等における研究者や Institutional Research 関係者,政策関係者をはじめ皆様方の幅広いご利用とフィードバックをお待ちしています.

可視化したい対象を選択してください
ステータス:計算対象の指定を待っています。

図上の要素にマウスオーバー(カーソルを載せること)でRF(Research Fronts)に関するさまざまな付加情報を表示します.

「RFの表示」をONにしたときに表示される小さい円は,それぞれのRFをあらわしています.

小さい円をクリックするとモードが切り替わります.モードはの2種類です.

  • で表示されている場合,円の直径はリサーチインパクトに比例しています.
  • で表示されている場合,円の直径はコアペーパー数の log_2 に比例しています.
どのモードでも,円の面積では無く“直径”が比例している点に注意してください.

表中の「RF ID」は サイエンスマップにおける「研究領域ID」に対応しており, 詳細データはそちらから確認いただけます.

検索前に有効なキーワードを見つけましょう.
「指定年全体表示」で特定年のデータを表示後,下の表や表の [Search] を活用して特徴語を確認しましょう.
ここで確認できた単語のみが有効です.

キーワード検索はデフォルトで「OR検索」になっています.

たとえば「みかん りんご」で検索した場合,「みかん」か「りんご」の どちらか一方でも含まれていれば表示されます.

AND検索を行いたい場合には各キーワードの前に+をつけます. たとえば「+みかん +りんご」で検索した場合,「みかん」と「りんご」の 両方が含まれているものが表示されます.

あるキーワードの除外を行いたい場合には各キーワードの前に-をつけます. たとえば「+みかん -りんご」で検索した場合, 「みかん」を含み,かつ「りんご」は含まないものが表示されます.

サイエンスマップのデータの基づくため,日本の組織のみが対象です.
大学と公的研究機関が入っています.

組織名は略称に対応していません.

たとえば「東京大学」を抽出したい場合,「東大」では出てきません. 「東京」など正式名称の一部で検索し,選択してください.

搭載している大学はこちら (PDF), その他研究所などはこちら (PDF) からご確認いただけます(年によっては出現しない組織もあります).

本システムの具体的な利用方法や分析事例は以下からご確認いただけます.
佐々木 達郎: SciLand Viewer 活用事例 (June 2020) ※PDF 約22MB
計算手法に関する解説資料は以下をご覧ください.
小柴 等: Science Landscape 計算の手引き (June 2020) ※PDF 約3MB

本システムに関するライセンス

本システムから出力された図表等については CC BY 3.0 ライセンス にてご利用いただけます.

(記載例)例えば以下のうちどれかひとつをご利用いただくと便利です.
  • GRIPS SciREXセンター / NISTEP の SciLand Viewer を用いて作成
  • SciLand Viewer (GRIPS / NISTEP) を用いて作成
  • 出典:SciLand Viewer (GRIPS / NISTEP)
  • (C) GRIPS SciREXセンター / NISTEP
ダウンロードした図を無加工で使用する場合,図中に「Powered by SciREX / NISTEP」の記載があるため,
この記載が可読であれば,別途,クレジット等を設定いただく必要はありません.

なお,ベースとなったデータ等にはそれぞれ別に権利者が存在します.
それらデータ等を直接利用なさる場合には,それぞれオリジナルのライセンスに従ってご利用ください.

関連するライセンス・出典等

計算手法は以下の論文を参考に構築しています.

(出典)
Okamura, K.
Interdisciplinarity revisited: evidence for research impact and dynamism.
Palgrave Commun 5, 141 (2019).
https://doi.org/10.1057/s41599-019-0352-4
上記に基づく,計算手法の解説資料はこちらをご覧ください. (上記論文の“Supplementary Information”の一部について,日本語で図解・解説したものです.)
なお,本システムは細部において上記の原典とはいくつか異なる点もあります(ジッターノイズを付与していないなど.)

データはNISTEPの「 サイエンスマップ 」の付録として示されている「コアペーパの分野分布」を用いて本システム開発チームが作成しています.

(出典)
文部科学省 科学技術・学術政策研究所,
サイエンスマップ2016, NISTEP REPORT No.178, 2018年10月

文部科学省 科学技術・学術政策研究所,
サイエンスマップ2014, NISTEP REPORT No.169, 2016年9月

文部科学省 科学技術・学術政策研究所,
サイエンスマップ2010&2012, NISTEP REPORT No.159, 2014年7月

…をもとに本システム開発チームが加工・作成。

サイエンスマップはクラリベイト Web of Scienceを基に NISTEP が作成しているとのこと。
Web of Scienceの利用に当たっては、クラリベイトとの契約が必要です。 (本記載はクラリベイト社の要望に基づく。)

また,以下のライブラリ等を使用しています.

なお,本システムを用いた場合の不利益等については上記の各著者はもちろん, 本システムの著者らも一切の責任を負いません.

システムの開発に際しては以下の方々に特にご協力をいただきました.

岡村 麻子 氏, 岡村 圭祐 氏, 鈴木 和泉 氏, 長澤 幸祐 氏

本システムの開発に際して様々なご知見の提供・フィードバック等を通じてご協力いただいた方々のご氏名(五十音順)をご本人了解のもと随時掲載させていただく予定です.

お問い合わせは,ご所属・お名前を記載の上,以下までお寄せください.

活用,分析事例なども是非お知らせください.

任意のデータを可視化したい場合は以下のPro版をご利用いただけます.

ScilandViewer Pro版