このシステムについて
本システムは,後述の参考文献の手法を参考に,論文や予稿など,研究成果物の共著関係を可視化して表示するものです。
データはオープンな論文書誌データベースOpenAlexの データを用いています。
留意点
収録対象,収録種別,その他の違いにより,他の書誌データベースでの分析結果と,
必ずしも整合しない可能性があります。
OpenAlexのデータは随時更新される一方,本システムでは特定時点のスナップショットデータに基づき出力しているため,
このスナップショットの範囲の差により,OpenAlex,その他OpenAlexのデータに基づくシステムで分析した結果と,
必ずしも一致しないことがあります。
国・地域,機関,分野等の日本語表記は,OpenAlexに収録されている日本語データをそのまま用いています。
日本語表記がないものは,OpenAlexに存在しないことに由来します。
特性上,OpenAlexデータの特性・ミスが反映されます。
例えば「朝鮮大学(日本)」「高麗大学(韓国)」はどちらも英称"Korea University"であるためか,
過去には高麗大学の成果と思われるものがすべて朝鮮大学の成果となっており,
日本にカウントされてしまう事例が確認されており,これにより,日本と韓国の関係が実際以上に近くなっていることがありました
(2022年11月版まで。現在は正しく分類されているように見えます)。
「理化学研究所(RIKEN)」は,RIKEN本体に加え,RIKEN AIP,RIKEN CBSなど13機関,計14機関がそれぞれ別に登録されています。
したがって,例えばRIKENにはRIKEN AIPの成果が含まれません。また,"RIKEN BNL Research Center"は所在が米国であるため,米国機関として登録されています。
こうしたデータ特性への留意が必要です。
Citation
手法
国際共著クラスタの算出や一部の可視化については,以下の論文を参考にしています。
Okamura, K. (2022). A half-century of international research
collaboration dynamism: Congregate or disperse?. arXiv.
https://arxiv.org/abs/2211.04429
手法を参考にしているのみであり,本システム上での不具合はすべて本システムに起因します。
データ
手法の引用文献と同じく,オープンな論文書誌データベース
OpenAlex
のデータを用いています。
Priem, J., Piwowar, H., & Orr, R. (2022). OpenAlex: A fully-open
index of scholarly works, authors, venues, institutions, and
concepts. arXiv.
https://arxiv.org/abs/2205.01833
Licenses
本システムから出力される,データ,画像等については
CC By 4.0
で提供されます。
具体的な引用方法としては,例えば
- IntL Viz を用いて作成 (20XX年X月X日時点)
- (出典:IntL Viz)
- IntL Viz で出力したデータを利用
などの記載をいただければ幸いです。
免責事項
なお,本システムを利用することにより生じる一切の不利益について,作者または著作権者は,なんら責任を負いません。
Credit
© 2023 hkoshiba@NISTEP